セイタカアワダチ草

2017/11/08 16:22

セイタカアワダチ草の花染めの季節です✨✨
いいお天気のある日、洛北・大原のすてきな場所で刈らせていただきました。

『自然療法』～東城百合子さん著の中でも薬毒まで出してくれるデトックス作用で注目されている植物です。
花が咲く直前のものが一番酵素が満ちているそうなので、なるべく蕾や咲き始めのものを集めて染料にします。

北アメリカ原産の帰化植物で向こうでは「カナディアンゴールデンロッド」とよばれ、薬効のあるハーブとしても蜜源植物としても大切にされているそうです。

喘息や花粉症の原因と誤解されていますが、虫媒花なので（ミツバチをはじめ、虫たちがたくさんきていました）花粉も少なく花粉が風に飛ばされることもないそうです。

ともあれ、たくさん生えているのでたっぷり使って濃い染め液をとることができました。
煮出した染め液は泡泡に。
(なのでアワダチ草なのですね)
ミョウバン媒染できれいな黄色に、木酢鉄媒染で緑がかったグレーに染まります。

まずは第１弾、シルクの五本指くつ下を大鍋にめいっぱい (60足入りました) 染めています。

秋のたのしみ。
ありがとうございます。